2020/05/07

ワーナーブラザースジャパン合同会社
TV&デジタル スーパーバイザー

英文学科/2005年

2019/10/30 時点

プロフィール

2005年3月英文学科卒業後、ギャガ株式会社へ入社。関連会社のインターネット配信サービス向けのコンテンツ買い付けの仕事に携わる。2009年に会社の休職制度を利用し、カナダへ8カ月間の留学を経験。転職活動を経て、2012年ワーナーブラザースへ入社。「ハリー・ポッター」や「ゴシップガール」に代表される多数の映像作品(映画・海外ドラマ・アニメーション)の放送権および配信権をテレビ局やインターネット配信サービス向けに販売するライセンスセールスを担当。2017年に第一子を出産し、育休を経て2018年4月より復職。


メッセージ

『グリーンマイル』— 高校生のときに見た1本の映画が私の将来を決定づけました。映画館で鑑賞し、涙が枯れ果てるのではないかと思うほど感動した私は「映画に携わる仕事がしたい!」と思い、そのためにとにかく英語力を磨こうと津田塾大学を選びました。

入学後、授業の合間に時間さえあれば、小平キャンパスのAVセンターでたくさんの映画を鑑賞し、それぞれの世界観に浸りました。笑ったり、泣いたり、怒ったり......いつしか私にとっての映画は「喜怒哀楽を揺さぶる最高のエンターテイメント」となりました。

大学では、映画のシーンを見て生きた英語を学ぶという授業もあり、興味深く取り組みました。恋愛映画の名作『ゴースト/ニューヨークの幻』のワンシーンでは、“I love you.”への返事で“Ditto(同じく)”という表現を初めて学んだのが強く印象に残っています。

勉学に加え、サークル活動やアルバイトの掛け持ち、さらには資格の取得と多忙な学生生活を送っていたため、在学中は留学の機会を逸してしまいましたが、26歳のときに社会人留学を決意。勤務先を8カ月間休職して、バンクーバーで初めての海外生活を経験しました。英語力により一層磨きをかけられたのはもちろんですが、コミュニケーションにおいて最も大切なことは「臆さずに自分の意見をSpeak upすること」だと改めて実感しました。何歳になっても自己実現のために努力を惜しまない姿勢は、津田塾で培ったものだと思います。

現在、ワーナーブラザースにおいてライセンスセールスを担当し、テレビ放送局や配信サービス向けに映画と海外ドラマの放送権・配信権を販売する仕事をしています。生活をより豊かにするエンターテイメントを、より多くの人に届けるため、これからも「感動の架け橋」であり続けたいと思います。

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