2020/12/10

桜美林大学
客員教授

英文学科/1985年

2020/10/15 時点

プロフィール

1985年英文学科卒業。日本航空株式会社に入社。羽田空港にて地上研修中に123便の事故となり、航空会社にとって安全が基盤であることを原点としたスタートとなる。再開された約3か月の乗務訓練終了後、1986年に国際線客室乗務員として勤務。訓練部教官、客室安全部門などを経て、マネジャーとして本社マーケティング企画室企画部にて全社マーケティング調査などに携わる。客室本部に戻り、ライン部門長、客室安全部門長などを経験後、客室本部副本部長。2020年4月より、桜美林大学客員教授。専門はホスピタリティマネジメトなど。


メッセージ

大学ではシェークスピアを学びました。もともと演劇が大好きで、大学で思いっきり好きな勉強ができたことは、今でも幸せなことであったと思っています。卒業の際には、その延長で大学院進学も考えましたが、一度社会に出たい、また海外を回ってみたいとの思いが強く、当時本邦の航空会社で唯一国際線に就航していた日本航空に入社しました。

客室乗務員としての乗務は、多くの経験と学びの機会となりました。たくさんの仲間やお客さまとの出会いは、通常の三倍速ぐらいで女性として、人間として成長できたのではないかと思っています。

そして、その後様々な業務に携わる機会を得たことは、視野を広げる貴重な経験になりました。特にマーケティング部門に配属になった際には、心底勉強不足を感じ、経営学を学ぶことを決心しました。何とか時間を捻出して大学院に通学し、MBAを取得しました。そこではまた別の学びの楽しさがたくさんありました。その後、副本部長として、何千人という客室乗務員を束ねる立場になった際には、決定に至るまでの考え方、進め方、またリーダーとしての判断など、これまで学んだことがどこかに生かされていたのではなかったか、と今振り返れば思うところがあります。

現在は大学の教員として、これまで実務で培ってきた経験を生かしつつ、大学生に向き合っている日々です。今学生に伝えたいことは、マクロとミクロ両方の視野を持つこと、柔軟な時間軸を持つこと、そして幅広く興味を持つことです。そして人間の原点である、誰かの役に立ちたいという、ホスピタリティを発揮することがきる人財を目指してほしいということです。

最後に、これまでの経験から思うことは「学ぶこと」の面白さです。
津田塾大学時代は、劣等生ではありましたが、好きな勉強を思いっきりできました。津田塾大学で過ごせたことは、今でも誇りに思うことのひとつです。その後も多くの学びの機会を得てきました。興味の広がりは、その度に出会いや世界を広げてくれたと思っています。

一生は長いです。ぜひこれからも学び続けていってほしいと思いますし、私もまだまだ多くのことに挑戦していきたいと思っています。

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