• 調

2020/05/07

国際ファッション専門職大学
教授・弁理士

大学院国際関係学研究科/1981年

2019/09/19 時点

プロフィール

1979年3月国際関係学科卒業、1981年3月国際関係学研究科前期課程修了
1992年弁理士登録。特許事務所勤務、共同経営を経て、2007年に商標専門の特許事務所を設立、現在に至る。

2009年~2011年度、津田塾大学非常勤講師。
2007年~2017年度、文化ファッション大学院非常勤講師。
2007年~2017年度、東京理科大学大学院(知的財産戦略専攻)教授。
2019年~ 国際ファッション専門職大学教授(知的財産科目担当)。
現在、特許業務法人大島・西村・宮永特許事務所経営。商標、意匠、特定不正競争に関する実務。


メッセージ

今の仕事を選んだ理由は、組織に雇用されるのではなく、士業として独立したかったためです。特に、自分が就職する時期は、まだ就労環境が男女不平等の状況であり、まず男女平等の仕事をしたいという思いがありました。また、自分は結婚を想定していなかったので(幸い、よき伴侶を得ることができましたが)男性に頼らなくても生きていける収入を得ることが必要と考えていました。現在では、少なくとも表向きは男女平等が実現されているので、皆さんはぜひサポートに回らない、自分が前面に出る、という気概を持って仕事を選択していただきたいと思います。

弁理士という仕事は、係争処理もあるのですが、多くは、これからビジネスを始めたい、更に発展させたいという前向きなご相談が多いところが醍醐味と感じています。弁理士試験は、私が受験勉強していた頃は合格率が低く難関でしたが、近年は受験科目が減り合格しやすくなっています。あるいは弁護士資格を得れば、弁理士登録できますので、ぜひ弁理士の仕事も選択肢に入れていただければと思います。

私は、士業とは、サービス業であると思っています。商標の専門家としてクライアントから、商標の登録可能性、使用可能性、あるいは他人の商標を侵害するリスク等について見解を求められ、その見解を評価されることが、やりがいです。日本一の商標専門事務所と認知されることが目標です。

現在経営している事務所は、2007年に、(特許出願が中心の事務所が多い中)商標を専門とする事務所を立ち上げたいという強い思いから設立しました。商標ほか、意匠(デザイン)・特定不正競争等、ブランドに関係する分野を専門としています。
http://onm-tm.jp/

教育活動として、当時新制度の専門職大学院で通算10年、2019年度からは、これもまた新制度の専門職大学で、実務家教員として商標法ほかの知的財産法を教えています。
https://www.piif.ac.jp/

研究活動としては、日本知財学会でブランド経営分科会の座長として研究会の企画運営を行っているほか、毎年、学会発表を行っています。
https://www.ipaj.org/bunkakai/brand_keiei/index.html

事務所経営、大学等での教育・執筆などの研究活動、知財実務の3つを並行処理することについては、常に時間に追われている状況なのですが、多面的に活動することで、かえってそれぞれの場面でのストレスが相殺されるように感じています。

私は津田塾出身の弁理士としては3人目のようです。合格時にコンタクトいただいた2人の先輩からは、多大な影響を受けました。津田塾大学で学んだことで今の自分に生かされていると感じるのは「女性であっても後ろに下がらないこと」です。このポリシーを後輩の皆さんに引き継ぎたいと思っています。

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