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2024/03/06
水野 友貴
千葉県議会
千葉県議会議員
国際関係学科/2005年
2024/03/06 時点
プロフィール
国際関係学科2005年3月卒業。大手物流会社に入社し、役員秘書として約3年勤務。その後、報道番組BSフジ「PRIME NEWS」のキャスティング等を担当するなど報道に携わる。2011年3月11日に発生した東日本大震災を契機に地方政治の立場から被災地となった地元・我孫子市のために働くべく、同年の我孫子市議会議員選挙に無所属で出馬し3位当選。2014年に行われた統一地方選の千葉県議会議員選挙(我孫子市選出)にて政党や組織に属さない異例の完全なる無所属で出馬し当選。2期目も同様に無所属で出馬しトップ当選。現在3期目で、千葉県議会女性最年少議員。
メッセージ
小学校3年生から中学校2年生の間、米国ロサンゼルスで暮らしていたことと津田塾大学で学んだことが、私の仕事に大きな影響を与えています。アメリカでは社交性やコミュニケーションの大切さを学び、男女という枠を超えた絆に支えられました。当時の出来事を文章に起こしたものが郵政大臣賞を受賞したことがきっかけで自分の言葉で発信することの楽しさを覚えました。一方で、海外生活では言葉や国境、肌の色の違いを目の当たりにすることもあり、高校時代にアリス・ウォーカーの『カラーパープル』を読んだことで黒人女性の差別をはじめ、自分の経験を踏まえた人種・性差別問題に関心を持つようになり、今後、女性が生き抜く力を身に付けるための勉学の場として津田塾大学を志望しました。
大学では卒業論文のテーマとして「環境ホルモンが人間に与える影響」を執筆し、世界の環境問題について研究し、英語の書物を読むことで英語力を培いました。英語力は報道番組で外国のトップにインタビューする際に生かされました。2011年の東日本大震災で、私の住んでいる千葉県我孫子市も多大なる被害を受けたことを契機に、防災対策の強化や情報行政の改善のために働きたい、と思うように。地方議員という立場から地域住民の暮らしを守りつつ、若い世代、子育て世代、女性の声を政治に届けることでまちづくりに参画していくことを目指し、我孫子市議会議員に立候補しました。政党や組織に属さず、家族や親族に政治家がいない私にとってリスクの高い挑戦でしたが、明確な志と民間経験者としての政策をマイク一本で訴え、当選することができました。特に災害時の住民への情報伝達のチャンネルは多くあるべきということを議会で取り上げ、我孫子市としてもSNSを積極的に活用するようになり、行政と市民を繋げることができました。
現在は市議を経て、我孫子市選出の千葉県議会議員として、「県民主役」となる県政に向けて様々な提案を議会で行っています。議会で行う質問は気候変動をはじめ環境問題を取り扱うことも多く、津田塾時代の勉強が議会活動に大変役立っています。米国で暮らしていた時から大学時代までに「言葉」の重さを学んだからこそ、政策もすべて自分の言葉で立案し、常に言葉力の研究に励んでいます。
完全無所属の稀有な県議として、しばしば日々の活動やライフスタイルをテレビや雑誌等に取り上げていただいています。しがらみなく県民に寄り添う政治家が増えてほしいと思っています。