2020/05/07

国立大学法人 筑波技術大学
教授

数学科/1979年

2019/09/19 時点

プロフィール

1979年3月数学科卒業。
1979年4月~1992年9月 三菱重工業株式会社 本社 技術本部
1992年10月~2000年3月 三菱重工業株式会社 エレクトロニクス事業部
2000年4月~2013年3月 三菱重工業株式会社 交通・先端機器事業部ITS部
2010年4月~2013年3月 京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)(京都大学)取得。
2013年4月~現在 国立大学法人 筑波技術大学産業技術学部産業情報学科 教授


メッセージ

私は三菱重工業に在職中に、京都大学大学院情報学研究科博士後期課程に進学し、三菱重工業での「ITS(高度道路交通システム)に関する研究」を取りまとめて博士号を取得しました。ICT(情報通信技術)に関する研究をさらに学術的に深く追求し、社会に役立つ新しい技術を創出したい、学生指導により優れた人材を育成したい、アカデミアとして大学教授の仕事を経験したい、以上3点の理由から、国立大学にて教授として教鞭をとる職を選択しました。

現在は、国立大学法人筑波技術大学産業技術学部産業情報学科教授として、学部・大学院での講義、卒業論文・大学院修士論文作成に関する研究指導、通信情報システム工学・制御工学に関する研究(主要研究テーマは、IoT/ビッグデータ/AIによるITSの高度化に関する研究)に加えて、大学運営のための管理業務に従事しています。

津田での学業経験は現在の自分に大いに活かされています。それは、数学科にて当時としては最先端のコンピュータの原理や理論を習得することができて、大学時代にコンパイラを開発し、アルゴリズム設計を実践できたことです。さらに、三菱重工業入社時に、十分なコンピュータの知識と実践経験、そして英語力を強みとして会社の仕事に就けたことが、その後のキャリアアップにつながる大きな基盤となり、常に自信をもって仕事を続けることができました。

私は大学卒業後、40年間、1日のブランクもなく、最先端技術の職に従事しています。他の人にはできない独自性のある研究を追求し、世の中や社会生活に役立つ新しい技術を創出して実用化できて、その有効性が社会的に評価されることにやりがいを感じています。新しいことにチャレンジして実際に成し遂げる、行動力があることを自慢に思っています。

津田塾の在校生の皆さん、目先のことにとらわれず、10年後の自分の理想の将来像を描いてください。そして、理想の将来像の実現に向けて、自分にしかできない独自の道を選択して欲しいと思います。既成の枠やステレオタイプにとらわれ過ぎず、広い視野と長い目で世の中を見て、自分でよく考えて新しいことにチャレンジしてください。

ITS (Intelligent Transport Systems):高度道路交通システム
ICT (Information and Communication Technology):情報通信技術
IoT (Internet of Things):モノのインターネット
AI (Artificial Intelligence):人工知能

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