相川　孝子

テクノロジーを利用した、21世紀に向けての言語教育を推し進めていきたいと思い、MITというComputer Scienceに秀でた環境での日本語教育の仕事を選びました。

現在は、マサチューセッツ工科大学(MIT)のGlobal Languagesという学科で日本語プログラムのリーダーとして、日本語を教えながら、MITの日本語プログラムの将来の方向性なども考える立場におります。

MITのMedia Labとの協働研究も過去５年にわたり、積極的に行ってきました。Media Labとの研究は、Augmented Reality/Virtual Realityのテクノロジーを利用した言語教育のためのアプリケーション開発が主で、これらのプロジェクトは神田外国語大学からの支援、協力を受けながら続いています。

また、MITの学部学生と一緒に、機械学習のテクノロジーを使いながらの日本語支援ツール（AI Japanese Language Tutor）を現在開発中です。

仕事をするうえで大切にしているのは、仕事に対するパッション、新しいことを学び続ける態度、そして、新しいことに対してオープンな態度で対処していくことです。MITの学生とのやりとり、彼らの「学ぶ」ことへのパッションが感じ取られることにやりがいを感じます。

皆さん、女性でも自分の夢とパッションがあれば、責任ある仕事やポジションにつけます。頑張りましょう。