- 支
2020/05/07
水口 和恵
小平市議会
小平市議会議員
国際関係学科/1985年
2019/10/30 時点
プロフィール
国際関係学科1985年3月卒業。(財)世界経済調査会に1年間勤務後、津田の「総合」の授業で講師をされた消費者運動家の野村かつ子さん主宰の勉強会に参加していた仲間で(株)プレス・オールターナティブを設立。そこで、海外の消費者活動を紹介する冊子の作成・販売を3年ほどした後、消費者問題・環境問題の分野でのフリーライターになった。結婚後は小平に住み、生協や環境関連の市民活動に参加し、2019年4月から小平市議会議員を務めている。
メッセージ
結婚してから小平に住み始め、次男が5歳になった頃、以前から関心があった生協の活動や、地元で環境問題に取り組んでいる「小平・環境の会」の活動に参加しました。そのうちに、私が好きな小平中央公園の林や、玉川上水を分断する道路計画を知り、2008年4月に「都道小平3・3・8号線計画を考える会」を設立しました。東京都や小平市に、道路計画の見直しを求める署名を提出するなどしましたが、計画は着々と進められました。
そこで、道路計画に対する市民の意向をはっきり示すため、「小平都市計画道路に住民の意思を反映させる会」をつくり、道路計画の見直しの是非を問う住民投票を提案しました。地方自治法の規定に従い、1か月で市内有権者の50分の1以上の署名(7,183筆)を集め、住民投票を実施する条例の制定を直接請求しました。その条例案が市議会で可決され、2013年5月に、直接請求による都内初の住民投票が、小平市で実施されました。しかし、その直前の4月に、市長が住民投票は投票率50%に達しなければ不成立とする条例改正を提案し、可決されたため、投票率35.17%だった住民投票は開票されないまま、投票用紙は2015年に廃棄されました。
このことに憤りを感じた私は、2017年4月に行われた小平市長選挙に挑戦し、現職市長に敗れたものの、8,281票を獲得しました。その勢いで、2019年4月に行われた小平市議会議員選挙に挑戦し、初当選しました。どこの政党にも所属せず、無会派の議員として奮闘しています。私が大学に通っていた頃から続いている緑の風景は、心を癒してくれます。緑とそこに生きる生き物たちを守り、子どもたちに大切な環境を残したいという強い思いと、不正が嫌いで、負けず嫌いの性格が、私を動かしているのかなと思います。緑の保全や、民主主義の確立、人権の擁護に向けて、これからも議員活動を精一杯がんばるつもりです。