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2020/05/07

公認会計士・税理士板垣総合事務所
副所長

国際関係学科/1983年

2020/04/08 時点

プロフィール

1983年3月国際関係学科卒業。入社した住友商事にて、三国間の合弁ビジネスと本部財務報告等を担当。その後、国際資本の現KPMGあずさ監査法人(現アクセンチュアが分離する前のアーサー・アンダーセン)に転職。日本の上場大手企業の国際化及びグローバル企業の日本市場における税務会計に従事し、スタッフの育成にもあたった。その後34歳で現職の事務所に所属。グローバル企業の経理部長、人事部長、監査役として出向。M&Aや上場にも関与してきた。株式会社パソナ等では英文会計講師等を歴任。出身母体のOB会幹事、大学同窓会理事、高校同窓会学年幹事を拝命。その間、2女を0歳から保育園に預け、育てあげた。


メッセージ

人生は選択の連続。小学校の頃は、仲間に良いポジションを譲り、後ろをゆっくり歩いていく普通の生徒でした。自分自身が選択した事を、オポチュニティー(好機)として活かすことの大切さを、大学時代に学びました。「努力は人を裏切らない」との恩師の言葉に導かれ、人生の過ごし方について思料する土壌を頂きました。恩師であるゼミの教授の、「30歳から45歳の過ごし方が女性の人生を創る」という言葉は、その後の人生の指針となりました。ゼミから受けた影響は大きく、学んだことは総合商社の面接で私が採用される決め手になりました。総合商社では資源開発のプロジェクトの裾野を広げることに関与し、男女雇用機会均等法施行の初年度に、総合職の転換試験を受けました。その後、両親の介護の為に、退職を決意。「いつお迎えが来ても自分が築いてきた仕事と家庭に後悔はない」という父の言葉を胸に、有限の人生を一生懸命全うしなければと、改めて思いました。

2番目の勤務先の監査法人では当初経営企画に配属され、学びながら税務部門への転属を目指すことへ。結婚・出産と重なりましたが、プロフェショナルになるという選択肢を選びました。共学大学出身の同期が多い中、英語に強い女子大学出身ということでチャンスも頂きました。男性中心の社会では、女子大学出身であることが逆に有利に働くこともあります。受験生の皆さんが大学の選択に悩まれたら、津田塾大学(女子大)で学ぶことのメリットも複眼的に見ると良いと思います。

津田塾のミッションステートメントの一節「不安を、勇気に」は、現在所属する事業所のモットーと共通したところがあり、親近感を覚えます。その事務所からのサポートを受け、カリフォルニア州立大学イーストベイ校の会計・税務・法律・ビジネス論の単位を取りました。その結果、国際企業数社での経理部長、人事部長への出向と監査役を経験し、関与企業に対して英文会計報告や国際企業特有の問題をサポートしています。

昨年のワールドカップラグビー日本代表選手達のインタビューで印象的だったのは、「犠牲を払ってきた」という言葉でした。犠牲を払っても、大きな夢に向かって努力を重ねることが最良の選択肢であることを、彼らは教えてくれました。「努力は人を裏切らない」のです。

本年、海外で次女が女子を出産し、私も祖母になりました。若い世代の夢の世界を繋ぐことが、大学への恩返しの一つだと考えています。津田塾で学ぶことを選んだ学生さんを、「あしながおばさん」として見守り、応援しながら、私も新しい場で挑戦し続けます。

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