2020/05/07

清水建設株式会社 LCV 事業本部 ICT ・スマート事業部 スマートサービスグループ

情報科学科/2013年

2020/04/24 時点

プロフィール

情報科学科2013年3月卒業。理学研究科情報科学専攻修士課程2015年3月修了。理学研究科情報科学専攻後期博士課程2020年3月単位取得後退学。
2014年、修士2年のときに病気により四肢麻痺となる。2016年冬にリハビリのため水泳を始め、2017年3月より競技として本格的にパラ水泳を始める。競技を始めて半年で出場したジャパンパラ水泳競技大会で50mバタフライ優勝。日本身体障がい者水泳選手権大会で2冠。2018年には東京都代表として出場した全国障害者スポーツ大会で2冠。日本パラ水泳選手権大会で優勝。2019年ジャパンパラ水泳競技大会で2冠、日本パラ水泳選手権大会で優勝など、出場する大会の多くで優勝している。


メッセージ

小さい頃から体を動かすことが好き。体操、水泳、サッカー、陸上。様々なスポーツに触れながら育ちました。都心のビルの中にある大学よりも自然に囲まれたキャンパスの中で学びたいという思いから、小平の自然豊かな落ち着いたキャンパスに惹かれ津田塾大学を選びました。中学から始めた陸上競技を大学、大学院でも継続し、朝走ってから登校し、授業や研究を終えたあと夜にまた走って、という生活を送っていました。

そんな中、修士2年の夏に体調を崩したと思ったら思いがけない大きな病気で長期の入院、手術。四肢麻痺という障害が残りました。今まで当たり前のようにできていたことができなくなり、思い描いていた生活とは違う状況に戸惑うことも。リハビリと療養のため1年間の休学をしている中で出会ったのがパラ水泳でした。

パラ水泳では様々な障害を持つ選手がいますが、自分の障害と同程度の選手と競います。障害がそれぞれ違うので、自分の障害をよく理解し、自分の体にあった泳ぎ方を追求していきます。「決められた答えがないからこそ、いくらでも工夫ができる」「アプローチの仕方はたくさんある」ということに気づき、研究と同じだなと思いました。大学の勉強は高校までとは異なり決められた答えがないことが多々あります。「自分の頭でしっかりと考える」「周囲の人とディスカッションをする」。ゼミでやってきたこの2つがパラ水泳で非常に役立ちました。

陸上競技からパラ水泳へ。水泳のルールなども知らずに始めましたが、競技を始めて半年で出場した国内最高峰の大会、ジャパンパラ水泳選手権大会でいきなり優勝。そこから数々の大会で記録を更新し、メダルを獲得することができました。

チャンスがある限り、挑戦を続け、夢を追い続ける。誰もが諦めなければ夢が叶うわけではないと思いますが、夢を追い続けている限り、得られるものは多いと思います。

大学からも競技活動を応援していただき、大会には教職員や学生のみなさんに応援に来ていただけるまでなりました。みなさんの応援がとても力になっています。これからも私は挑戦を続けていき、応援したいと思っていただけるような選手になり、夢に向かって努力をしていきたいと思います。

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